さくらノート横浜・横須賀・川崎版vol.18
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坂さみ上勝まさん(53歳)さるかが かな かれもうよまじぞ 7髙たし梨真まほ帆さん(27歳)生産部製造課仕上グループリーダー生産部製造課仕上グループ磨くほど輝く技術力8102ETONARUKASとがありました。そのときはリーダーのお陰でリカバリーすることができましたが、最悪の場合、材料の発注からやり直さなければならず冷や汗をかきました。はいくつもあります。電動工具でまんべんなく磨いた方がいい場合もあれば、爪つ楊枝の先で細い溝みを磨いた方がいいことも。「一瞬の判断ミスが、みんなの努力を無駄にしてしまう」仕事への責任感を強く持つきっかけとなりました。磨きは手作業のため、加工方法叱しられていたのではなく、指導してく入社して3年目、当時機械グループに所属していた私は、仕上グループに異動と言われ動揺しました。加工した部品の精度を確認する際、仕上グループの坂上リーダーに「この面が良くない!」と度々指摘され恐き怖心があったからです(笑)。しかし、いざ異動して仕上げをやってみると「ここを直すのはこんなに大変だったんだ」と気づき、れていたんだと分かりました。そんなリーダーに「綺きい麗に仕上がっているね」ょうふしんと言われると、自信に繋がるんです。最近は後輩にアドバイスする機会も増えてきました。仕上げの仕事は感覚の仕事。機械の操作方法を教えるのとは違い、力加減や光の反射具合など何度も繰り返し自分の体で覚えていくしかありません。まずは手本を見せ、実際にやってもらい、進しく捗を確認しながらお互いの感覚の差を埋めることで、技術を継けう承していくんです。最初は曇くった金型も、丁てい寧に磨き上げることで鏡のように光を反射します。今でも叱られてばかりですが、キチンと技術を継承し、昭和精工をんちょいしょより輝かく会社に磨き上げたいと思っているんです。がやいね取材協力■■■■■鏡の高い成形ができます。昭和精工株式会社〒236-0004  横浜市金沢区福浦1-4-2Tel. 045-785-1111URL http://www.showa-seiko.co.jp■代 表 者 代表取締役社長 木田 成人■創  業 1954年■従業員数 100名飲料缶や、自動車の部品など、同じ形のモノを大量に作るための金型を製造しています。面に磨き上げることで、表面のデコボコがなくなり、精度出身校:横浜市立西谷中学校神奈川県立横浜高等職業訓練校(現 県立産業技術短期大学校) モノづくりで大切なことは“人と人の連携”です。その集大成が金型となり、昭和精工の品質となります。特に仕上げの仕事は最終工程、みんなの想いが詰まっているからこそ妥協はできません。市販の工具で磨きづらいのであれば自分で工具を作ればいい。苦労して作った金型から生み出される商品が市場に出回る、こんなやりがいのある仕事はありません。出身校:横須賀市立鴨居中学校、神奈川県立津久井浜高等学校 小さい頃から手先を使って粘工をするのが好きだった私は、大学で専攻していた化学の道ではなく、一つ一つ丁ひ寧にモノづくりをする昭和精工に惹かれました。この仕事の魅力は自分の技術力が実感できること。1ミクロン削る作業も、手の感覚で分かります。それでも自分では気づけなかった加工方法を教えてくれる中野さんや坂上リーダーを見ると、職人への道はまだまだこれからと思うんです。土細だきょうねんどみりょくざいく

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