デジさく 横浜・横須賀・川崎版
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取材協力仲間と繋つぐ技術のリレー“人の温かさ”が元気の源苦手なことも自分次第で得意に変わる勉強は苦手でしたが、高校にはものづくりが好きな仲間が多く、刺激を受けるうちに学ぶことが楽しくなってきました。“苦手”と思う事も、頑張って“得意”にできれば自信になります。壁にぶつかったら、家族や友人、先輩に相談して乗り越える方法を考えればいい。一人で抱え込まずに向き合って、小さな自信を積み重ねていってくださいね。目にふれない仕事だからこそ出たとき、皆さんが気になるのは機能性やデザインですよね。私の場合は仕事柄、直接目には触れない機械の内部が気になって仕方ないんです。放送局で使われるカメラやスイッチャーに組み込まれているプリント基板。私は図面をもとに、抵抗器やLEDなどを1つずつ手作業ではんだ付けしていきます。製品によっては一枚の基板に何百、何千もの電子部品を実じう装しますから、多くの工程は機械化されていますが、最後は人の手。それぞれがピシッと綺きい麗に取り付けられると、なんとも言えない達成感があるんです。で機械に内蔵され最終検査へ。社員みんなでバトンを繋いで製品が出荷される姿を見ると、モノづくりの“一部分”を担にう喜びを実感するんです。携帯電話やカメラの最新モデルがシーエス工業が扱っているのは、私が基板を仕上げると、次の工程っそなれたな み三か活いかせて都会にも出られるなんて、生まれも育ちも青森県の私は「高校を出たら都会で働く!」と決め、就職に有利な工業高校へ進学。担任の先生にシーエス工業を紹介され、授業のなかでもはんだ付けが得意だった私にとって、学んだ知識や技術をこれ以上ない環境だと感じました。ところがいざ働き出すと、部品を付け間違えたり基板を傷つけたりと、失敗の連続。先輩たちに追いつけず、念願だった一人暮らしのアパートで地元に帰りたいと泣いた日もありました。でもそんな私を心配して、「基板を傷いめないよう、コテは優しく持って」「ご飯食べてる?一緒に夕飯行こう」と、先輩たちが技術面、精神面ともに支えてくれました。来年には母校の後輩も入社するし、今まで周りに頼っていた私も、これからはみんなを引っ張っていける存在へと成長していきたいですね。出身校:むつ市立大平中学校(青森県)、青森県立むつ工業高等学校かみれん(20歳)さん株式会社シーエス工業〒254-0019 平塚市西真土1丁目4番地59号Tel. 0463-35-2722URL http://www.cs-kogyo.co.jp/■代 表 者 代表取締役 其田 彰二■創  業 平成元年■従業員数 65名半導体・電子部品の調達管理から、プリント基板の設計・実装・製品組立まで、24時間体制でお客様の「困った!」を解決します。2017株式会社シーエス工業製造2課 リーダー基板実装技術者“いいものを届ける”気持ちを込めて 上 華 蓮

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